山を守る
本来、利用されにくい間伐材を利用することにより間伐を促進し山を守ります。
間伐前
隣りどうしの枝葉が重なり合い、お互いに成長を阻害してしまいます。
また林の中には光が入らず、暗い森林になってしまいます。
間伐後
最適な感覚で間伐(間引き)することにより、木は枝葉を広げることができ健全に育ちます。
林の中も明るくなります。
山の保水力も向上
間伐した場合、明るくなった林に下草が育ち、山の保水力も向上します。
このように間伐材を有効利用することは、森林の持つ公益的機能に貢献できるのです。
公共建築物の国産材利用
国や地方自治体は、国産材を利用することで、
- 地球温暖化の防止
- 循環型社会の形成
- 森林を有する国土の保全
- 水源のかん養
- 山村その他の地域の経済の活性化
に貢献するとして、公共事業における木材の利用を促進するため、「公共建築物等における木材の利用の促進に関する法律」を平成22年10月1日に施行しました。
地方公共団体とともに公共建築物等の木造化、木質化を進めています。